• 2022年02月24日

    城郭石垣及び石積擁壁の耐震診断・補強に関する研究小委員会公募のご案内


    この度、土木学会地震工学委員会内で標記小委員会の設立が承認されました。
    つきましては、協会員皆様におきまして趣旨書をご一読頂き、応募して頂ければ幸いです。

    趣旨書

    小委員会名:城郭石垣及び石積擁壁の耐震診断・補強に関する研究小委員会
    ◆活動期間:2022年4月~2025年3月
    ◆活動概要
    城郭石垣は2016年熊本地震により、丸亀城石垣は2018年西日本豪雨や台風の影響で大崩壊した。
    一方、現在、全国の伝統的建造物保存地区の石垣、石積擁壁の老朽化に伴う変状を生じ、次の地震・豪雨により崩壊する恐れがある。
    しかし、多くの地域で補強対策が強く望まれているが、十分な補強対策技術が確立されていないのが現状である
    そこで、城郭石垣及び石積擁壁の変状に対して施工・模型実験、高度な解析により、美観を損なわずに耐震性を向上させる補強対策工法構築し、その技術を広く全国に普及させることを目的としている。
    本小委員会は城郭石垣及び石積擁壁の研究者及び技術者を集めて、実際に変状がある様々なものを対象に、調査(探査)、実験、解析、施工の4つのWGを組織して、具体的な耐震診断方法及び耐震補強対策の策定を行う。

    ●応募条件:小委員会の目的をご理解いただき、小委員会に出席等、活発な活動をしていただける方
    ●応募方法:参加を希望される方は、
     ①氏名
     ②年齢
     ③所属
     ④連絡先住所
     ⑤電話番号
     ⑥E-mail アドレス
     を明記の上,メールの件名を「城郭石垣及び石積擁壁の耐震診断・補強に関する研究小委員会公募申込」とし、
     次の応募先までE-mail をお送り下さい。
     折り返しご連絡を差し上げます。
    ●応募先:iwatsu@free-kogyo.co.jp
    ●応募締切:2022 年3 月25 日(金)
  • 2022年01月05日

    城壁の耐震診断・補強に関するシンポジウム

    2022年2月22日(火)に城壁の耐震診断・補強に関するシンポジウムを開催いたします。 本シンポジウムは城壁の耐震診断・補強に関する調査法の確立から対策工法の体系を図るため,これらの集大成を目標に研究情報や実務事例に加え、被害分析に関する研究や、復旧工事に関する報告等も数多く投稿されることを期待しています。今回は、城壁の耐震診断・補強に関わる多くの研究者や設計実務に従事する技術者をはじめ、多くの方々に本シンポジウムへのご参加,また発表をしていただきたく、ご案内申し上げます。



    主 催:土木学会・地震工学委員会・城壁の耐震診断・補強に関する研究小委員会
    共 催:文化財石垣補修・補強技術協会 
    日 時:2022年2月22日(火) 13:00-17:00
        講演者数により、時間変更があります。
    会 場:Zoom会議室(詳細については後日ご案内します)
    参加費:無料
    定 員:480名(申込者多数の場合は先着順)
        ※事前参加申込のみの受付になります。締め切り後は受付いたしませんのでご注意願います。
    行事参加申込締切:2022年2月17日(木)
        https://committees.jsce.or.jp/eec227/node/7
        ※講演される方は講演申込に加えて、行事参加申込が必要です

    講演申込方法:提出先担当にメールにて、講演者者や連絡担当者の氏名、所属、連絡先、論文要旨などを連絡し、講演申込を行ってください。
    講演原稿(スライド)申込締切日:2021年1月21日(金)
    提出方法:2022年1月21日(金)までにA4に発表パワーポイントを編集(A4 1枚横に4枚のスライドを掲載)、10頁程度にし、PDFで送付してください。
    提出先:池本敏和 tikemoto@se.kanazawa-u.ac.jp

    講演方法:講演者の発表時間は、発表時間15分、質疑応答5分を目安とします。進行は全て座長の判断に従って下さい。
    講演プログラム:作成中
    C P D:申請予定
    問 合 先:土木学会地震工学委員会・事務局
         小川祐司 TEL 03-3355-3559 E-mail:ogawa@jsce.or.jp
         〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目(外濠公園内)
  • 2021年12月16日

    令和3年度伝統的建造物群保存地区協議会:関東甲信越静ブロック会議およびまちなみ保存講演会

    伝統的建造物群保存地区関東甲信越静ブロックの各担当者が集まり、研修会が開催されました。本協会から橋本会長が「伝統的建造物群保存地区石垣の耐震補強対策についてー焼津市花沢地区を例にしてー」と題し、基調講演を行いました。講演後、花沢地区での取り組みに関して現地での説明やディスカッションでは活発な意見交換が行われました。



  • 2021年12月14日

    松⼭城⽯垣の現地視察

    文化庁・松山市主催の城郭石垣現状調査に同行させて頂きました。山城のため高石垣が多く、石垣の孕み等の変状がみられました。今後詳細調査としてボーリングによる地質調査や弾性波探査・微動アレイ探査による物理探査調査を行う予定です。

  • 2021年12月6日

    松江城⽯垣の現地視察

    文化庁・松江市主催の城郭石垣現状調査に同行させて頂きました。鳥取西部地震等の影響により、城郭石垣に孕み等の変状がみられ、今後詳細調査としてボーリングによる地質調査や弾性波探査・微動アレイ探査による物理探査調査を行う予定です。

  • 2021年12月2日

    松本城⽯垣の現地視察

    松本市にご協力を頂きまして松本城の視察を行いました。松本市松本城管理課のご担当者および本協会の橋本会長により、松本城の城郭石垣に孕み等の変状がみられるため耐震補強の必要性を説明して頂きました。ご協力いただきました松本市松本城管理課の皆様およびご参加いただきました土木学会小委員会の皆様並びに協会員の皆様には厚く御礼申し上げます。



    尚、同日に重要文化財「牛伏川階段工」(牛伏川本流水路)の見学会も実施しました。

  • 2021年10月14日,11月16~18日

    岡山県矢掛町本陣裏の石垣水路 視察&測量調査



    視察:令和3年10月14日


    計測:令和3年11月16~18日




  • 2021年11月09日
    松本城の天守は国宝に指定されており、周辺の石垣も文化的価値が高く史跡に指定されております。
    400年以上の歴史があり、石垣の孕みだし等の変状や倒壊による改修工事が行われております。
    学術的・文化的価値の高い史跡を後世に伝えていくために補強対策が必要不可欠であると考えております。
    今回協会として松本城石垣の現地視察を行う運びとなりましたのでご案内致します。
    2021年12月2日(木)開催します。
    ご参加希望の方はメールもしくはFAXにてお申し込みください。【11月19日締め切り】
  • 2021年11月09日
    静岡県焼津市花沢地区におきまして、11月3日耐震補強調査実施に関する住民説明会が開催されました。
    本協会から橋本会長(国士舘大学)が石垣の対策について説明致しました。
    下記、新聞(日刊焼津港報)記事をご覧下さい。
  • 2021年08月05日
    令和3年度の定時総会を下記の日時で開催いたしました。
    新型コロナウィルス感染症拡大防止対策に鑑みて、昨年同様WEB会議形式により実施いたしました。定時総会としては、協会員の過半数の出席をもって成立しております。
    議案につきましては、審議の結果、全て原案通りに承認され閉会しております。あらためて、協会員の皆さまの総会成立へのご協力に対しお礼申し上げます。

    1.日 時 2021 年6 月17 日(木)
       定時総会 14:00 ~ 14:45
       特別講演会 15:00 ~ 16:30

    特別講演会
       講師 国士舘大学 教授 橋本 隆雄
       演題 『 2016 年熊本地震による熊本城の教訓と今後の課題 』

    2.実施方法 Zoom ミーティングを用いたWEB 会議方式

    3.議 事
       第一号議案 令和2年度事業報告及び決算報告承認の件
       第二号議案 令和3年度事業計画(案)及び収支予算(案)審議の件
       第三号議案 役員変更の件
       第四号議案 その他